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3,000万円前後の高級SUVを探すと、DBX、ベンテイガ、ウルス、カイエンの4台が候補に並びますよね。『どれも速くて豪華だけど、何が違うの?』と迷う方は多いはずです。
結論から言うと、DBXは「4台の中でエンジンだけの出力が一番大きい英国SUV」です。ベンテイガは後席の快適さ、ウルスはスーパーカーらしさ、カイエンは選びやすさと価格が持ち味です。この記事を読めば、価格と維持費でどこに差がつくのかが分かります。
4台の価格はいくら違う?モデル別に並べてみた
まずは各ブランドのSUVを、価格の安い順に並べてみます。どれも消費税込の車両本体です。
| モデル | 日本価格 | パワートレイン | 出力 |
|---|---|---|---|
| ポルシェ カイエン | 1,266万円 | 3.0L V6ターボ | 353PS |
| ポルシェ カイエンGTS | 1,906万円 | 4.0L V8ツインターボ | 500PS |
| ポルシェ カイエン ターボE-ハイブリッド | 2,490万円 | 4.0L V8+モーター(PHEV) | システム739PS |
| ベントレー ベンテイガ ハイブリッド | 2,687万円 | 3.0L V6+モーター(PHEV) | 販売店で確認 |
| ベントレー ベンテイガ V8 | 2,713万円 | 4.0L V8 | 販売店で確認 |
| ランボルギーニ ウルス SE | 約3,150万円(発表時) | 4.0L V8ツインターボ+モーター(PHEV) | システム800CV |
| ベントレー ベンテイガ スピード | 3,408万円(改良前の掲載値) | 4.0L V8ツインターボ | 650PS(改良新型) |
| アストンマーティン DBX707 | 3,590万円 | 4.0L V8ツインターボ | 707PS |
| アストンマーティン DBX S | 3,590万円 | 4.0L V8ツインターボ | 727PS |
| ベントレー ベンテイガ EWB マリナー | 4,038万円 | 4.0L V8 | 販売店で確認 |
カイエンは2026年10月時点のメーカー希望小売価格、ベンテイガは2025年6月の掲載値、DBXはメディア掲載値(2026年10月時点)です。ベンテイガ スピードは2026年5月に改良新型が日本に入りましたが、新しい価格はまだ確かめられていません。
DBXは4台の中で一番高い価格帯にいますが、ガソリンV8のまま727PSを出すのはDBX Sだけです。ベンテイガは2,687万円から、カイエンは1,266万円から選べます。

『DBXはベンテイガより900万円近く高いの?』と驚く方もいるかもしれません。ただ、ベンテイガは上のモデルになるほど価格が上がり、EWB マリナーはDBXより高い4,038万円です。
DBXとベンテイガ:同じ英国SUVで何が違う?
アストンマーティンとベントレーは、どちらも英国のブランドです。アストンマーティンは1913年、ベントレーは1919年の創業なんです。
ただ、いまの成り立ちは違います。ベントレーは1998年からフォルクスワーゲン・グループの一員です。アストンマーティンはメルセデスAMGと技術提携していて、V8エンジンはAMG製がベースなんです。
- 4.0L V8ツインターボ一本で、707PSと727PS
- 9速AT(湿式多板クラッチ)と4WD
- 価格は3,590万円で、モデル間の差がない
- 運転して楽しいスポーツ寄りの味付け
- V6プラグインハイブリッドとV8から選べる
- アズールやEWB(ロングホイールベース)など、後席重視の仕様が多い
- 2,687万円から4,038万円まで幅広い
- 後席の快適さと上質さを重視した作り
例えばこんな場面で考えてみてください。自分でハンドルを握って高速道路を飛ばすことが多いなら、DBXの性格が合います。
一方で、後席に大切な人を乗せる時間が長いなら、ベンテイガ EWBの広い後席が光ります。『アストンマーティンとベントレー、どちらが格上?』という質問もありますが、狙っている方向が違うと考えるのが自然です。
DBX707とDBX Sの違いは DBXの価格とモデルの違い で詳しく書いています。
ウルスとカイエンはDBXとどう違う?
ウルスとカイエンは、実はベンテイガと同じフォルクスワーゲン・グループの車です。骨格を共有する兄弟のような関係なんですね。
なお、『アストンマーティン ウルスター』と調べる方もいます。名前の響きが似ていますが、高級SUVの比較でDBXと並ぶのはランボルギーニの「ウルス」です。
| 項目 | DBX S | ウルス SE | カイエン ターボE-ハイブリッド |
|---|---|---|---|
| 日本価格 | 3,590万円 | 約3,150万円(発表時) | 2,490万円 |
| エンジン | 4.0L V8ツインターボ | 4.0L V8ツインターボ+モーター | 4.0L V8ツインターボ+モーター |
| 出力 | 727PS/900Nm | システム800CV | システム739PS/950Nm |
| 変速機・駆動 | 9速AT・4WD | 8速AT・4WD | 8速AT・4WD |
| 外部充電 | なし | あり(EV走行60km以上) | あり(EV走行最長82km・EAER City) |
| 乗車定員 | 5名 | 5名 | 5名 |
ウルスとカイエンはプラグインハイブリッドで、近所の買い物ならモーターだけで走れます。DBXは充電の手間がない代わりに、いつもV8の音と一緒に走る車です。

『家で充電できる環境がない』という方なら、DBXのほうが気楽に付き合えます。逆に、自宅に充電設備を置けるなら、ウルスやカイエンの静かなEV走行は魅力ですよね。
カイエンには電気自動車の「カイエン エレクトリック」(1,335万円から)もあります。高級SUVの選び方は、エンジンの種類から考えるとすっきりします。
サイズと使い勝手:日本の道で困らないのは?
高級SUVは、どれも大きな車です。駐車場の制限を先に確かめておくと、あとで困りません。
| 項目 | DBX707/DBX S | ウルス SE | カイエン(SUV) |
|---|---|---|---|
| 全長 | 5,039mm | 5,123mm | 4,930mm |
| 全幅 | 1,998mm | 2,022mm | 1,985mm |
| 全高 | 1,680mm | 1,638mm | 1,675〜1,700mm |
| 重量 | 2,245kg | 公式未掲載 | 2,080kg(カイエン)〜2,580kg(ターボE-ハイブリッド) |
DBXは価格.com、ウルスはランボルギーニ公式、カイエンは価格.comのカタログ値です。ベンテイガの日本仕様の寸法は確かめられていないため、表に入れていません。
全幅が2m前後あるので、一般的な機械式駐車場にはほぼ入りません。全長5mを超えるDBXやウルスは、コインパーキングの区画からはみ出すこともあります。
一番コンパクトなのはカイエンで、全長は4,930mmです。とはいえ全幅は1,985mmあり、どれも「大きな車に乗る覚悟」は必要になります。
ほかのアストンマーティンのサイズは アストンマーティンのサイズ一覧 で比べています。
維持費はどれくらい違う?自動車税と色選び
毎年かかる自動車税は、エンジンの排気量で決まります。プラグインハイブリッドでも、エンジンの排気量で課税されるんです。
| モデル | 排気量 | 自動車税(年) |
|---|---|---|
| DBX707/DBX S | 3,982cc | 65,000円 |
| ベンテイガ V8 | 3,996cc | 65,000円 |
| ベンテイガ ハイブリッド | 2,995cc | 50,000円 |
| ウルス SE | 3,996cc | DBXと同じ3.5L超4.0L以下の区分 |
| カイエン(V6) | 2,994cc | 50,000円 |
| カイエン エレクトリック | なし(電気自動車) | 25,000円 |
自動車税は2019年10月以降に登録した車の金額です。

V8同士なら、DBXとベンテイガV8、ウルス、カイエンのV8は同じ区分になります。税金だけで差をつけたいなら、V6のベンテイガ ハイブリッドやカイエンが有利です。
- 重量税の額(重さとエコカー減税の扱いで変わる)
- 任意保険の見積もり
- タイヤの交換費用(カイエンでも20インチの大径タイヤ)
- 新車保証の年数と延長保証の条件
もう一つ、見落としがちなのがボディカラーです。『アストンマーティン オレンジ』のように、鮮やかな色が気になる方もいますよね。
オレンジのような目立つ色はDBXの雰囲気によく合います。ただ、売る時は好みが分かれやすく、評価が仕様や時期で変わる点は知っておきましょう。
色ごとの違いは アストンマーティンの色一覧 で、売る時の値段への影響は アストンマーティンのリセールバリュー で詳しく書いています。
DBXが向く人・ライバルが向く人
ここまでの違いを、向いている人でまとめます。
- 充電できる環境があるかを確かめる(あるならウルスやカイエンのPHEVも候補)
- 後席に人を乗せる時間の長さを考える(長いならベンテイガ)
- 予算の上限を決める(2,000万円台前半ならカイエン)
- 残った候補で、同じ装備条件の見積もりを取る
DBXが向くのは、ガソリンV8の迫力が好きで、自分で運転する時間が長い方です。人とかぶりにくい英国SUVに乗りたい方にも合います。
ベンテイガは後席の快適さ、ウルスはスーパーカーのような見た目と走り、カイエンは選べる幅の広さが強みです。どれが正解というより、使い方との相性で決まります。
『見積もりを取ったら、オプションで300万円以上違った』ということも珍しくありません。だからこそ、同じくらいの装備で比べてみてください。
アストンマーティン買いたいドットコム
アストンマーティンの値段、先に相場を見ておく
DBXとベンテイガ、ウルス、カイエンの見積もりを、同じような装備条件で取り寄せて比べてみてください。車両本体の差だけでなく、オプションや保証を含めた総額で見ると、自分に合う1台が見えてきます。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
ほかのライバルとの比較は アストンマーティンとライバル比較 に、ポルシェとの比べ方は ヴァンテージとポルシェ911はどっちを買う? に、値引きの考え方は アストンマーティンの値引き相場と交渉の順番 にまとめています。
よくある質問
DBXとベンテイガはどちらが高いですか?
入口の価格はベンテイガのほうが安く、ベンテイガ ハイブリッドは2,687万円、DBX707は3,590万円です。ただしベンテイガ EWB マリナーは4,038万円で、DBXより高くなります。
DBXとウルスはどちらがパワフルですか?
数字の上では、ウルス SEのシステム出力800CVがDBX Sの727PSを上回ります。ただしウルスはモーターを含む合計値で、ガソリンエンジンだけで比べるとDBXのほうが強力です。
アストンマーティンとベントレーはどう違いますか?
どちらも英国のブランドですが、アストンマーティンは運転の楽しさ、ベントレーは後席の快適さと上質さに重心を置いています。ベントレーはフォルクスワーゲン・グループの一員です。
高級SUVで自動車税が一番安いのはどれですか?
この4台の中では、電気自動車のカイエン エレクトリックが年25,000円です。エンジン車ならV6のカイエンやベンテイガ ハイブリッドが年50,000円で、DBXは年65,000円です。
DBXにハイブリッドはありますか?
現行のDBX707とDBX Sは、4.0L V8ツインターボのガソリン車です。ハイブリッドが欲しいなら、ウルス SEやカイエンのE-ハイブリッド、ベンテイガ ハイブリッドが候補になります。
まとめ
- DBX707・DBX Sは3,590万円で、4台の中では高い価格帯
- ベンテイガは2,687万円から、カイエンは1,266万円から選べる
- ウルスとカイエンはPHEVが中心、DBXはガソリンV8のみ
- どれも全幅2m前後で、機械式駐車場にはほぼ入らない
- 自動車税はDBXが年65,000円、V6のベンテイガ・カイエンは年50,000円
- オレンジのような鮮やかな色は、売る時の評価が分かれやすい





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