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アストンマーティンとフェラーリ、どちらも憧れのブランドですよね。『結局、何がどう違うの?』と聞かれると、意外と答えにくいものです。
結論から言うと、フェラーリは高回転の刺激と希少性、アストンマーティンは英国GTらしい余裕と価格の手頃さが持ち味です。この記事では、ライバル同士のモデルを組にして、価格と数字で違いを見ていきます。
アストンマーティンとフェラーリ、価格はどれくらい違う?
最初に、真正面からぶつかるモデル同士を並べてみます。どれも消費税込の車両本体です。
| クラス | アストンマーティン | フェラーリ | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2+2のGTクーペ | DB12 3,090万円 | アマルフィ 3,418万円 | 328万円 |
| 2+2のオープン | DB12 ヴォランテ 3,290万円 | アマルフィ スパイダー 4,061万円〜 | 771万円 |
| V12クーペ | ヴァンキッシュ 5,290万円 | 12チリンドリ 5,674万円 | 384万円 |
| V12オープン | ヴァンキッシュ ヴォランテ 5,720万円 | 12チリンドリ スパイダー 6,241万円 | 521万円 |
| 4人以上乗れるモデル | DBX707 3,590万円 | プロサングエ 4,760万円〜 | 1,170万円 |
アストンマーティンはメディア掲載値(2026年10月時点)、フェラーリは日本発表時の価格です。
どの組み合わせでも、アストンマーティンのほうが300万〜1,200万円ほど安くなります。現行で一番安いフェラーリはアマルフィの3,418万円で、アストンマーティンの入口ヴァンテージ(2,690万円)とは728万円の差です。

『フェラーリは高いけど、その分だけ速いんでしょ?』と感じる方もいるかもしれません。実は出力だけ見ると、同じクラスではほとんど差がないんです。
ほかのライバルブランドとの価格の並びは アストンマーティンとライバル比較 にまとめています。
「人とかぶらない」のはどっち?
もう一つ、気にする方が多いのが街での見かけやすさです。フェラーリの2025年の日本販売は1,523台と報じられ、過去最高を更新しました。
アストンマーティンは、日本の販売台数の公式な数字を確かめられていません。台数では比べられませんが、フェラーリでも年1,500台ほどと考えると、どちらも街でよく見かける車ではありませんね。
『せっかくなら人とかぶりたくない』という方には、どちらを選んでも満足しやすいはずです。
DB12とローマ・アマルフィはどう違う?
まず押さえておきたいのが、フェラーリ ローマはもう現行モデルではないことです。後継として2025年に発表されたアマルフィが、いまのDB12のライバルになります。
ローマやローマ スパイダーは、いまは中古で探す車です。ローマ スパイダーは2023年5月の日本公開時に3,280万円と報じられていました。
| 項目 | DB12 | アマルフィ |
|---|---|---|
| 日本価格 | 3,090万円 | 3,418万円 |
| エンジン | 4.0L V8ツインターボ | 3.9L V8ツインターボ |
| 出力/トルク | 680PS/800Nm | 640cv/760Nm |
| 変速機・駆動 | 8速AT・FR | 8速DCT・FR |
| 全長×全幅×全高 | 4,725×1,980×1,295mm | 4,660×1,974×1,301mm |
| 重量 | 1,788kg(車両重量) | 1,470kg(乾燥重量) |
| 乗車定員 | 4名(2+2) | 4名(2+2) |
| 自動車税(年) | 65,000円 | 65,000円 |
DB12は価格.comのカタログ値、アマルフィはフェラーリ公式の技術仕様です。フェラーリの重量は燃料などを含まない乾燥重量なので、DB12の車両重量とはそのまま比べられません。
サイズも定員も税金もほぼ同じで、2台はまさに真正面のライバルですね。違うのは変速機と、エンジンの味付けです。
- AMG製がベースのV8で、800Nmの太いトルク
- 8速ATで、街中でもギクシャクしにくい
- アマルフィより328万円安い
- 自社製V8で、7,500rpmまで回る高回転型
- 8速DCTで、シフトの速さを楽しめる
- 0-100km/h 3.3秒・最高速320km/hと公表されている
例えばこんな場面を思い浮かべてみてください。助手席の家族と週末に温泉へ向かうなら、ATで滑らかに走るDB12が気楽です。
一方で、1人で早朝の峠に出かけて回転を上げたいなら、アマルフィの刺激が光ります。DB12の詳しい話は DB12の価格と実力 で書いています。
ヴァンキッシュと12チリンドリ、V12同士の違い
V12を積むフラッグシップ同士は、エンジンの考え方がはっきり分かれます。ターボか自然吸気か、です。
| 項目 | ヴァンキッシュ | 12チリンドリ |
|---|---|---|
| 日本価格 | 5,290万円 | 5,674万円 |
| エンジン | 5.2L V12ツインターボ(自社製) | 6.5L V12自然吸気 |
| 排気量 | 5,204cc | 6,496cc |
| 出力/トルク | 835PS/1,000Nm | 830cv/678Nm |
| 変速機・駆動 | 8速AT・FR | 8速DCT・FR |
| 全長 | 4,850mm | 4,733mm |
| 重量 | 1,910kg(車両重量) | 1,560kg(乾燥重量) |
| 乗車定員 | 2名 | 2名 |
| 自動車税(年) | 87,000円 | 110,000円 |
出力はほぼ同じですが、トルクはヴァンキッシュが1,000Nmと大きく上回ります。12チリンドリは9,500rpmまで回る、高回転を楽しむエンジンなんです。

ここが大事なところです。排気量の違いで、自動車税は毎年23,000円違います。10年乗れば23万円の差になりますね。
『どうせ乗るなら自然吸気のV12がいい』という方には、12チリンドリが数少ない選択肢です。逆に、低い回転から押し出される加速を楽しみたいなら、ヴァンキッシュのツインターボが合います。
フェラーリには「12チリンドリ マヌアーレ」という3ペダルの限定車も発表されています(世界1,499台)。日本価格は未発表で、既存オーナーへの割り当てが中心になると見られています。
ヴァンキッシュの装備や選び方は ヴァンキッシュの価格と性能 で詳しく書いています。
DBXとプロサングエ:4人以上乗れるモデルの違い
家族で乗れる1台を探す時も、2社は比べられます。ただ、性格はかなり違います。
DBX707とDBX Sは5人乗りのSUVで、価格は3,590万円です。4.0L V8ツインターボで、DBX Sは727PSを出します。
プロサングエは4ドア・4人乗りで、4,760万円からです。6.5L V12自然吸気で725cvと、出力はDBX Sとほぼ同じなんです。
- 乗車定員(DBXは5名、プロサングエは4名)
- 価格(DBXのほうが1,170万円安い)
- エンジン(DBXはV8ターボ、プロサングエはV12自然吸気)
- 自動車税(DBXは年65,000円、プロサングエは年110,000円)
フェラーリ自身は、プロサングエを「SUV」とは呼んでいません。荷物や人をたくさん乗せる使い方なら、DBXのほうが合う場面が多いはずです。
ほかの高級SUVとの比較は DBXとベンテイガ・ウルス・カイエンを比較 で書いています。
保証と認定中古車はどう違う?
長く乗るなら、保証の手厚さも比べておきたいところですよね。ここはフェラーリの制度がとても細かく決まっています。
| 項目 | アストンマーティン | フェラーリ |
|---|---|---|
| 新車保証 | 年数は販売店で確認 | 標準3年 |
| 延長保証 | 内容は販売店で確認 | 4〜8年目まで12カ月ごとに更新、9〜16年目は「フェラーリ・パワー・ワランティ」 |
| 定期点検 | 内容は販売店で確認 | 7年間の正規点検整備プログラム |
| 認定中古車 | TIMELESS(車齢10年未満が対象) | Ferrari Approved(新車登録から14年以内) |
| 認定中古車の保証 | 車両により異なる | 日本国内で24カ月以上・走行距離無制限 |
フェラーリの内容は公式サイトの案内です。アストンマーティンの新車保証や延長保証の年数は、公式に確かめきれていません。

アストンマーティンの保証年数は、公式の案内で確かめきれていません。新車でも中古でも「保証は何年・何kmまでか」「延長できるか」を書面で確かめておきましょう。
フェラーリは、古くなっても保証を延ばせる仕組みが整っています。アストンマーティンの認定中古車「タイムレス」の中身は アストンマーティンの認定中古車「タイムレス」は買いか で詳しく書いています。
どっちを選ぶ?向いている人の違い
最後に、どんな人にどちらが向くかをまとめます。
- 同じクラスなら少しでも予算を抑えたい
- ATで滑らかに、長い距離を走ることが多い
- 太いトルクでゆとりのある加速が好き
- 5人乗りのSUVも候補に入れたい
- 高回転まで回るエンジンの刺激を味わいたい
- 自然吸気のV12に乗りたい
- 古くなっても延ばせる保証制度を重視する
- 限定車の購入も将来考えたい
例えば、販売店でこんな話をしてみると、自分の好みがはっきりします。
「週末に長距離を走ることが多いんですが、どちらが疲れにくいですか?」
「街乗りや渋滞が多いなら、ATのほうが楽だと感じる方が多いですね」
『どっちも乗ってみないと分からない』というのが本音ですよね。試乗の前に、同じくらいの装備で見積もりを取って、総額の差をつかんでおくのがおすすめです。
アストンマーティン買いたいドットコム
アストンマーティンの値段、先に相場を見ておく
DB12とアマルフィ、ヴァンキッシュと12チリンドリのように、気になる組み合わせの見積もりを同じ条件で取り寄せてみてください。オプション込みの総額で並べると、実際の差がはっきり見えてきます。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
ポルシェ911も気になる方は ヴァンテージとポルシェ911はどっちを買う? を、値引きの考え方は アストンマーティンの値引き相場と交渉の順番 を読んでみてください。
よくある質問
アストンマーティンとフェラーリはどちらが高いですか?
同じクラスで比べると、フェラーリのほうが高いです。DB12は3,090万円、アマルフィは3,418万円で、差は328万円です。V12同士でも、ヴァンキッシュより12チリンドリが384万円高くなります。
フェラーリ ローマとDB12はどちらを選ぶべきですか?
ローマはすでに現行モデルではなく、後継はアマルフィです。新車で比べるならDB12とアマルフィ、中古で比べるならDB12とローマ(またはDB11)になります。
ヴァンキッシュと12チリンドリはどちらが速いですか?
出力はヴァンキッシュ835PS、12チリンドリ830cvでほぼ同じです。トルクはヴァンキッシュの1,000Nmが大きく、12チリンドリは9,500rpmまで回る高回転型です。
自動車税はどれくらい違いますか?
DB12とアマルフィはどちらも年65,000円です。V12はヴァンキッシュが年87,000円、12チリンドリが年110,000円で、年23,000円の差があります。
中古で買うならどちらが安心ですか?
フェラーリは「Ferrari Approved」で24カ月以上の保証が付きます。アストンマーティンは「TIMELESS」があり、保証期間は車両ごとに違うため、購入前に確かめておくと安心です。
まとめ
- 同じクラスなら、アストンマーティンのほうが300万〜1,200万円ほど安い
- ローマは現行ではなく、DB12のライバルはアマルフィ(3,418万円)
- DB12とアマルフィはサイズ・定員・自動車税がほぼ同じ
- V12はヴァンキッシュがツインターボ、12チリンドリが自然吸気
- V12の自動車税は年87,000円と年110,000円で23,000円差
- 保証制度はフェラーリが細かく決まっている





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