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アストンマーティンを手に入れたら、ホイールやエアロで自分らしくしたい、と考える方も多いはずです。
結論から言うと、アストンマーティンのカスタムは「純正に戻せるかどうか」で選ぶのがいちばん安全です。 2,690万円から始まる車なので、手を入れた分が売る時にプラスにもマイナスにもなります。
ここでは、パーツの種類と定番のカスタム、やる前に知っておきたい注意点を見ていきます。
アストンマーティンのパーツはどこで手に入る?
パーツの入手先は大きく3つです。新車注文時の純正オプション、正規ディーラーで後付けする純正アクセサリー、そして社外品(マンソリーなどのチューナーやショップ製品)です。
『カスタムって、買ったあとにショップでやるものでしょ?』と思いますよね。
実は、アストンマーティンの場合は注文の段階で選べるものがとても多いんです。カーボン部品やホイール、ブレーキキャリパーの色まで、工場で組んだ状態で受け取れます。
| 入手先 | 主な中身 | メリット | 気をつけたい点 |
|---|---|---|---|
| 新車注文時の純正オプション | カーボン外装・ホイール・キャリパー色・内装 | 工場で組むので仕上がりと保証が安心 | 注文後の変更は難しい |
| 正規ディーラーの純正アクセサリー | 一部の後付け部品・カバー類 | 純正品なので相性の心配が少ない | 選べる種類はモデルで違う |
| 社外品(チューナー・ショップ) | エアロ・マフラー・ホイール・ラッピング | 純正に無い見た目にできる | 車検・保証・売却時の評価に影響しうる |
社外品だから悪い、というわけではありません。品質の高い部品も多く、ショップの腕次第で純正以上にきれいに仕上がることもあります。
大事なのは、自分がどれくらいの期間乗って、いつ頃売るつもりかです。長く乗るなら好みを優先していいですし、数年で乗り換えるなら純正寄りにしておくほうが無難です。
注文時に選べる中身と総額の変わり方はアストンマーティンのオプションの記事で詳しく見ています。
定番のカスタムにはどんなものがある?
オーナーが手を入れることが多いのは、見た目を変える部品と、音や乗り味を変える部品です。
『どれから手を付ければいいの?』と迷ったら、元に戻しやすいものから順に考えてみてください。
| カスタム | 元に戻しやすさ | 見た目の変化 | 車検への影響 |
|---|---|---|---|
| プロテクションフィルム(PPF) | 戻しやすい | ほぼ変わらない | 影響は少ない |
| ラッピング(色替え) | 戻しやすい | 大きい | 色変更の届け出が要る場合がある |
| ホイール交換 | 純正を保管すれば戻せる | 中くらい | サイズ・はみ出しに注意 |
| カーボンエアロ(スポイラー・ディフューザー) | 取り付け方で変わる | 大きい | 寸法・突起の基準に注意 |
| マフラー交換 | 純正を保管すれば戻せる | 小さい | 音量・排ガスの基準に注意 |
| 車高調整 | 戻すのに手間がかかる | 中くらい | 最低地上高に注意 |
いちばん人気なのは、実はプロテクションフィルムです。飛び石から塗装を守れて、見た目もほとんど変わりません。
特別色やサテン仕上げを選んだ方ほど、塗装を守る意味が大きくなります。色ごとの特徴はアストンマーティンの色の一覧と人気色を見てみてください。

ヴァンテージとDBX、モデルでカスタムの考え方は違う?
同じアストンマーティンでも、2人乗りのスポーツカーと5人乗りのSUVでは、手の入れ方がかなり変わります。ここではよく相談されるヴァンテージとDBXに分けて見ていきますね。
ヴァンテージのエアロ・カスタムはどう選ぶ?
ヴァンテージは2人乗りのスポーツカーなので、エアロやマフラーで手を入れたくなる方が多いモデルですよね。
現行ヴァンテージは全長4,495mm、全幅1,980mm、全高1,275mm(価格.comカタログ値)です。もともと低く幅広い車なので、エアロを足すと段差やスロープで擦りやすくなります。
- フロントリップを付けたあとの最低地上高を確かめる
- 自宅や職場の駐車場のスロープ角度を見ておく
- 純正のカーボンオプションで足りないか先に比べる
- 取り外した純正部品を保管する場所を決めておく
例えば、こんなやり取りはよくあります。
「フロントのリップ、もう少し下げたいんです」
「下げると、コンビニの段差でも擦るかもしれません。純正のカーボン部品で雰囲気を変える手もありますよ」
見た目を変えたいだけなら、まず純正オプションのカーボン部品やキャリパー色で近づけられないか考えてみてください。純正なら売る時にも説明しやすいんです。
マフラーも人気のカスタムです。ヴァンテージのV8は、メルセデスAMG製の4.0L V8ツインターボがベースになっています。
音をもっと楽しみたくなる気持ち、よく分かります!
ただ、音量が大きくなると、住宅街での早朝の出入りで気を遣うことになりがちです。車検の基準とは別に、ご近所との関係も考えておきたいところです。
オープンのロードスターは、幌やトノカバー周りの部品をいじると雨漏りや開閉の不具合につながることがあります。屋根まわりは手を入れないほうが無難です。
DBXのカスタムで多いのは?
DBXはSUVで、全長5,039mm、全幅1,998mm、全高1,680mm(DBX707/DBX S、価格.comカタログ値)です。5人乗りで家族と使う方も多いので、カスタムの方向が少し違います。
『SUVならホイールを大きくしたい』という声はよく聞きます。ただ、DBXは4WDで車重も2,245kg(同)あるので、足まわりを変える時は慎重にしておきましょう。
| DBXで多いカスタム | ねらい | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| ホイール交換 | 見た目を引き締める | 荷重に合う規格か、タイヤ代が上がらないか |
| ローダウン | 低く構えた見た目 | 乗り心地と地上高、4WDの制御への影響 |
| カーボン外装 | スポーティな印象 | 純正品か社外品かで評価が変わる |
| ラッピング・PPF | 色替え・塗装保護 | 色を変えたら届け出が要る場合がある |
ホイールを大きくすると、タイヤも高くなりがちです。交換費用の考え方はアストンマーティンのタイヤサイズと交換費用で見ています。
ローダウンしたら、立体駐車場の段差や自宅前の坂で前を擦るようになった、という話は少なくありません。DBXは車重があるので、車高を下げる時は乗り降りする場所を先に見ておきましょう。
マンソリーなどのチューナーはどう考える?
アストンマーティンのカスタムを調べると、よく名前が出てくるのがマンソリーです。DBXやヴァンテージ向けにも、エアロや内装を大きく変えるキットが出ています。
マンソリーのような有名チューナーの車は、好きな人にとっては特別な1台です。
ただ、買う側の好みが分かれやすいのも事実なんです。『高いお金をかけたから、売る時も高いはず』とは限りません。
- 純正では出せない見た目になる
- ブランド名で好みの合う買い手に届きやすい
- 内外装をまとめて仕上げられる
- 買い手を選ぶので売るまでに時間がかかることがある
- 純正部品が残っていないと戻せない
- 保証や点検で扱いが変わることがある
チューナーのキットを検討するなら、どこまで純正に戻せるか、外した部品をどう残すかを最初に決めておきましょう。
カスタムの前に何を確かめればいい?
ここが大事なところです。アストンマーティンは高い車なので、カスタムの失敗が金額で大きく響きます。
- 保証への影響を正規ディーラーに聞く
- 車検に通るか(寸法・音量・灯火類)をショップに確かめる
- 売る時に純正へ戻せるかを決める
- 純正部品の保管場所を用意する
- 作業内容と部品の記録を残しておく
保証については、手を入れた部分に関係する故障は対象外になることがあります。新車保証の中身は年式や契約で違うので、作業の前に確かめておきましょう。
車検は、エアロの出っ張りやマフラーの音量、ライトの色などで引っかかることがあります。「車検対応」と書かれた部品でも、組み合わせ次第で通らないこともあるんです。
最後に、売る時のことです。純正の状態に近いほど、買い手を選ばずに済みます。
例えば、こんな相談の流れになることがあります。
「このエアロ、車検に通りますか?」
「単体なら大丈夫です。ただ、車高も下げているので、組み合わせで寸法を測ってみないと分かりません」
1つずつは問題なくても、重ねると引っかかる。これがカスタムでよくある落とし穴なんです。
カスタムは売る時にプラス?マイナス?
『せっかくカスタムしたんだから、高く売れてほしい』と思いますよね。
正直なところ、カスタムの費用がそのまま売値に上乗せされることは多くありません。プラスになりやすいのは、純正オプションや状態を守るためのカスタムです。
アストンマーティンを中古で探す人は、純正の仕様にこだわる方が多い傾向があります。『自分好みにした車』は、次のオーナーにとっては『人の好みが入った車』に見えることもあるんです。
| カスタムの種類 | 売る時の評価の傾向 |
|---|---|
| 純正オプション(カーボン・キャリパー色など) | プラスに見られやすい |
| プロテクションフィルム | 塗装がきれいに残るのでプラスにつながりやすい |
| 社外ホイール・マフラー(純正あり) | 純正に戻せば影響は小さい |
| 社外エアロ・ローダウン(純正なし) | 好みが分かれ、マイナスになることも |
| ラッピングの色替え | はがした後の塗装の状態で変わる |
色とカスタムで売値がどう変わるかは、アストンマーティンのリセールバリューで年式・モデルごとに見ています。
買う時の値段と売る時の値段をセットで考えると、カスタムにかけられる予算も見えてきます。新車をいくらで買えるかはアストンマーティンの値引き相場から確かめてみてください。

よくある質問
アストンマーティンの純正パーツは後から買えますか?
一部の純正アクセサリーや補修部品は正規ディーラーで注文できます。ただ、新車注文時にしか選べない仕様もあるので、欲しいものは注文の段階で決めておくのが確実です。
マンソリー仕様のアストンマーティンは高く売れますか?
好みの合う買い手が見つかれば評価されることもありますが、買い手を選ぶため時間がかかることがあります。かけた費用がそのまま売値に乗るとは限りません。
ヴァンテージのエアロは車検に通りますか?
部品と取り付け方によります。寸法の変化や突起の形で基準に合わないこともあるので、作業するショップに車検の可否を確かめておきましょう。
DBXのホイールを大きくしても大丈夫ですか?
DBXは車重が2,245kg(DBX707/DBX S、価格.comカタログ値)あるので、荷重に合う規格のホイールとタイヤを選ぶことが前提です。タイヤ代も上がりやすいので、維持費と合わせて考えてみてください。
カスタムするとメーカー保証はなくなりますか?
手を入れた部分に関係する故障は保証の対象外になることがあります。保証の扱いは契約内容で違うので、作業の前に正規ディーラーへ聞いておくと安心です。
まとめ
- パーツの入手先は純正オプション、純正アクセサリー、社外品の3つ
- 迷ったら元に戻しやすいカスタムから選ぶ
- ヴァンテージは低く幅広いので、エアロで擦りやすくなる
- DBXは車重があるので、足まわりは規格を確かめて選ぶ
- マンソリーなどのチューナー仕様は買い手を選ぶ
- 純正部品を残しておくと、売る時に困りにくい





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