アストンマーティンの中古車の選び方|狙い目の年式と走行距離

年式の違う高級GTクーペとSUVが並ぶ中古車ショールームのイメージ

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アストンマーティンを中古で探し始めると、年式も値段も幅が広くて『どれを選べばいいの?』と迷いますよね。新車は2,690万円からなので、中古で手の届く1台を探したい方も多いはずです。

結論から言うと、狙い目は「整備記録がそろった、2016年以降の世代」です。この記事を読めば、モデルごとの世代の見分け方と、年式・走行距離の決め方が分かります。

目次

アストンマーティンの中古車は、まず世代で分けて考える

アストンマーティンの中古は、同じ名前でも世代で中身がかなり違います。まずは、いま中古で出てくる主なモデルを世代ごとに並べてみます。

系統主な世代(登場年)エンジンの目安自動車税(年額・2019年10月以降登録)
DB系DB7(1994)、DB9(2004)、DB11(2016)、DB12(2023)DB9は5.9L V12、DB11はV12(5,204cc)など、DB12は4.0L V8DB9・DB11 V12は87,000円、DB12は65,000円
ヴァンテージV8ヴァンテージ(2005〜)、V12ヴァンテージ、2代目(2018)、現行(2024年改良)V8ヴァンテージは4.7L(4,735cc)、現行は4.0L V84.7Lは87,000円、現行は65,000円
ヴァンキッシュ初代(2001)、2代目(2012)、3代目(2024)3代目は5.2L V12(5,204cc)87,000円
DBX初代DBX(2020年日本導入・550PS)、DBX707(2022〜)4.0L V8ツインターボDBX707は65,000円
その他DBS、ラピード(4ドア)、シグネット(2011〜2013)モデルによる車検証の排気量で確かめる

2019年9月以前に登録された車は税額が変わることがあります。例えば5.2L・5.9L・4.7Lの車なら、年88,000円です。

先に結論

中古の候補は「DB11以降」「2代目ヴァンテージ以降」「DBX」の3つが中心です。それより前の世代は、旧車として買う覚悟で選ぶと失敗しにくくなります。

『DB9ならかなり安く見えるけど…』と思う方もいますよね。年式が古いほど車両価格は下がりますが、ゴム部品や冷却系の手入れにお金がかかりやすいんです。

歴代モデルの見分け方は アストンマーティンの歴代モデル一覧 で詳しく書いています。

アストンマーティンの中古車を世代ごとに並べた図解

狙い目の年式はどこ?世代ごとの考え方

結論から言うと、年式は「予算」と「修理費に回せるお金」のバランスで決めるのがおすすめです。世代ごとの特徴を見てみましょう。

2016年以降の世代(DB11・2代目ヴァンテージ・DBX)
  • 認定中古車タイムレスの対象(車齢10年未満)になりやすい
  • 電子装備が新しく、今の道路事情でも使いやすい
  • 正規ディーラーで点検を続けやすい
2000年代〜2010年代前半の世代(DB9・V8ヴァンテージなど)
  • 車両価格は下がっているが、修理費は下がらない
  • ゴム・樹脂部品の劣化や冷却系の手入れが増えやすい
  • 認定中古車の対象外で、一般の中古から探すことになる

例えばこんな場面です。同じ予算で、新しめのDBXの中古と、DB9の中古を比べているとします。

DB9のほうが車両価格は安く見えますが、買った後の修理費まで足すと、差が小さくなることも。総額で比べるのが大事なところです!

DBXの中古は幅が広い

SUVのDBXは、中古の価格帯がとても広いモデルです。価格.comの掲載例では、約1,262万〜5,040万円と大きく開いています。

初代DBX(550PS)は、2020年の日本導入時の新車価格が2,299万円でした。今の新車のDBX707・DBX Sは3,590万円なので、中古の初代DBXは新車との差が大きく出やすいんです。

DBXのモデルごとの違いは アストンマーティンDBXの価格とモデルの違い で詳しく見ています。

マニュアル車を探すなら旧ヴァンテージ

『アストンマーティンをMTで運転してみたい』という方もいますよね。現行モデルは全車ATで、マニュアル車はありません。

MTを探すなら、旧V8ヴァンテージやV12ヴァンテージの中古が候補になります。年式が古い世代なので、クラッチの状態や整備記録はしっかり見ておきましょう。

MTの選び方は アストンマーティンにマニュアル車はある? で詳しく書いています。

売る時の値段も考えて選ぶ

中古で買う時は、何年か乗った後にいくらで手放せるかも考えておくと安心です。人気のモデルや色は、売る時の値段が落ちにくい傾向があります。

買う前に見ておきたい数字

「買う値段」から「売る時の値段」を引いた差が、乗っていた間の本当の負担です。ここに税金や保険、点検代を足すと、年間いくらかかったかが見えてきます。

モデル・色・年式による違いは アストンマーティンのリセールバリュー で詳しく見られます。

走行距離はどれくらいまでなら大丈夫?

『走行距離は少ないほうがいいんでしょ?』と思いますよね。実はアストンマーティンの場合、少なすぎる車にも注意が必要なんです。

週末だけ乗る方が多い車なので、年数のわりに走行距離がとても少ない車がよく出てきます。ただ、長く動かさずに置いていた車は、バッテリーやゴム部品、タイヤが弱っていることもあります。

走行距離を見る時のポイント
  • 年数のわりに極端に少なすぎないか
  • 少ない場合は、定期点検をきちんと受けているか
  • 多い場合は、タイヤ・ブレーキ・足まわりの交換歴があるか
  • 走行距離と整備記録簿の記録が合っているか

距離の数字だけで決めずに、「どう乗られてきたか」で見るのがコツです。点検記録が毎年残っている車なら、距離が多めでも状態が良いことは十分にあります。

故障しやすい箇所は アストンマーティンの故障しやすい箇所と修理費の目安 にまとめています。

アストンマーティンの中古車で走行距離を見る時のポイントをまとめた図解

認定中古車と一般の中古車、どちらで探す?

アストンマーティンには、認定中古車プログラム「TIMELESS(タイムレス)」があります。車齢10年未満の車が対象と案内されていて、正規ディーラーで保証付きで買えます。

比べる項目認定中古車(タイムレス)一般の中古車
対象の年式車齢10年未満と案内年式の制限なし
保証付く(内容は車両ごと)販売店次第
価格高めになりやすい幅が広い
向いている人はじめての1台、修理費の不安を小さくしたい人整備工場のあてがある人、古い年式を探す人

『はじめてのアストンマーティンだから、やっぱり認定中古?』と迷う方も多いですよね。保証の中身や一般中古との差は アストンマーティンの認定中古車「タイムレス」は買いか で詳しく書いています。

古いモデルを探すなら、一般の中古車が中心になります。DB5やDB7など旧車の相場は アストンマーティンの旧車・名車の相場 が参考になりますよ。

カーセンサーなどの中古車サイトで探す時の絞り込み方

カーセンサーなどの中古車サイトでアストンマーティンを探すと、数がたくさん出てきて迷いますよね。条件を順番に絞ると、見比べやすくなります。

中古車サイトでの絞り込み手順
  1. モデル(ヴァンテージ・DB11・DB12・DBXなど)を決める
  2. 年式の下限を決める(例:認定中古も見たいなら車齢10年未満)
  3. 走行距離の上限を決める
  4. 修復歴なし・整備記録簿ありで絞る
  5. 保証付きの車を優先して並べる

この順番で絞ると、候補が数台まで減るはずです。そこから、色や内装、ハンドル位置で選んでいきましょう。

中古車サイトでの絞り込み手順をまとめた図解

正規輸入車か並行輸入車かも、表示を見て確かめておきたいところです。違いは アストンマーティンは正規ディーラーと並行輸入どちらで買う? で詳しく見られます。

在庫を条件で絞って見てみる

ここまで読んで、『自分の予算だと、どの年式が買えるの?』と気になった方もいるはずです。まずは在庫を条件で絞って、相場の幅をつかんでみてください!

アストンマーティン買いたいドットコム

アストンマーティンの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、アストンマーティンの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

買う前に確かめたいこと:整備記録と維持費

最後に、契約の前に確かめておきたいことです。中古のアストンマーティンは、車両価格より「買った後」で差がつきやすいんです。

よくある失敗

車両価格だけを見て安い車を選び、買ってすぐにタイヤ・バッテリー・ブレーキの交換が重なってしまうことです。消耗品の状態は、見積もりの前に聞いておきましょう。

例えば、販売店でこんなやり取りをしておくと安心です。

「この車のタイヤとバッテリーは、いつ交換していますか?」
「整備記録簿に交換した日が残っていますので、一緒に見てみましょう」

記録がそろっている車なら、次にいつ何を交換するか見通しが立ちます。

契約前にそろえておきたいもの
  • 整備記録簿(点検と交換の履歴)
  • 保証書(付く場合は期間と対象部品)
  • 車両価格と諸費用を分けた見積書
  • 修復歴の有無が書かれた書類
  • スペアキーの有無の確認

スペアキーは見落としやすいところです。キーを作り直すと時間も費用もかかりやすいので、2本そろっているかを聞いておきましょう。

キーの電池交換の手順は アストンマーティンのスマートキー電池交換の手順 で詳しく書いています。

維持費も先に計算しておきましょう。自動車税だけでも、4.0L V8の車は年65,000円、5.2L V12の車は年87,000円です(2019年10月以降登録)。

保険や点検を含めた年間の費用は アストンマーティンの維持費は年間いくら? で計算しています。中古と新車で迷っているなら、新車の値引きの考え方も アストンマーティンの値引き相場と限界額 で見ておくと比べやすくなりますよ。

よくある質問

アストンマーティンの中古で狙い目の年式は?

DB11(2016年〜)、2代目ヴァンテージ(2018年〜)、DBX(2020年日本導入〜)の世代が中心です。認定中古車の対象にもなりやすく、点検を続けやすいからです。

走行距離はどれくらいまでなら大丈夫ですか?

距離の数字だけで決めず、整備記録で判断するのがおすすめです。年数のわりに少なすぎる車は、長く動かさずにいた影響が出ていないか確かめてください。

アストンマーティンの中古はカーセンサーでも探せますか?

カーセンサーなどの中古車サイトで探せます。モデル・年式・走行距離・修復歴・保証の有無の順に絞ると見比べやすくなります。

中古のDBXはいくらくらいですか?

価格.comの掲載例では約1,262万〜5,040万円と幅があります。年式やモデル、走行距離で大きく変わるので、在庫で確かめてみてください。

古いDB9などを買っても大丈夫ですか?

買うことはできますが、ゴム部品や冷却系などの手入れにお金がかかりやすい年式です。整備記録がそろった車を選び、詳しい整備工場を先に見つけておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 中古は世代で分けて考え、DB11・2代目ヴァンテージ・DBX以降が中心
  • 古い年式は車両価格が下がっても、修理費は下がらない
  • 走行距離は数字より、整備記録と乗られ方で判断する
  • はじめての1台なら認定中古車タイムレス、古い年式なら一般の中古から探す
  • 自動車税は4.0L V8が年65,000円、5.2L V12が年87,000円
アストンマーティン買いたいドットコム

アストンマーティン買いたいドットコム 編集部

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