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アストンマーティンが欲しいけれど、『壊れやすいって聞くし、修理代が怖い』と二の足を踏んでいませんか。中古を検討している方ほど、気になるところですよね。
結論から言うと、故障の多くは「長く乗らない期間」と「年式の古さ」から起きていて、買い方と乗り方でかなり減らせます。この記事を読めば、壊れやすい箇所と修理費が膨らむ部品、リコールの調べ方まで分かります。
アストンマーティンは本当に壊れやすい?故障率の数字はある?
まず知っておいてほしいのは、アストンマーティンの「故障率」を示す公式の数字は出ていないことです。ネットでよく見る「故障が多い」という話は、オーナーや整備工場の経験談がもとになっています。
『じゃあ、壊れやすいって話は嘘なの?』と思いますよね。そうとも言い切れず、壊れやすいと言われるのには理由があるんです。
故障の話が出やすいのは、年数がたった中古車と、あまり乗らずに置いておく車です。現行モデルのV8はメルセデスAMG製の4.0L V8ツインターボがベースで、エンジンそのものより電装やバッテリーまわりの相談が目立ちます。
壊れやすいと言われる主な理由を挙げてみます。
- 週末だけ乗る人が多く、長く動かさない期間ができやすい
- 電子装備が多く、バッテリーが弱ると警告灯が出やすい
- 中古市場には10年以上前の年式も多く出回っている
- 部品が輸入品で、取り寄せに時間がかかることがある
- 修理できる工場が限られ、直すまでの手間が目立ちやすい
例えばこんな場面です。冬の間ほとんど乗らずに、春に久しぶりにエンジンをかけたら警告灯が点いた。こうした「乗らないことで起きる不調」が、壊れやすいという印象につながっています。
「遅い」「壊れやすい」と言われる背景は アストンマーティンはなぜ高い? でも詳しく書いています。
故障しやすい箇所と出やすい症状
ここからは、相談が多い箇所を一覧にしました。費用は年式やモデルで大きく変わるので、金額ではなく「どれくらい膨らみやすいか」で分けています。
| 箇所 | よくある症状 | 起きやすい場面 | 修理費の膨らみやすさ |
|---|---|---|---|
| バッテリー | エンジンがかからない、警告灯が点く | 長く乗らない時期のあと | 小さめ(交換で済むことが多い) |
| スマートキーの電池 | キーが反応しない | 数年使ったあと | 小さめ(自分で交換できる) |
| 電装・センサー類 | 警告灯、ナビやメーターの表示不良 | バッテリーが弱った時、年式が古い時 | 中くらい(診断で原因を絞る必要がある) |
| ブレーキ | 鳴き、振動、パッドの減り | 走行距離が伸びた時 | 中くらい〜大きめ(大径のローター) |
| タイヤ | 偏摩耗、ひび割れ | 年数がたった時、乗らない時期のあと | 中くらい(大径の専用サイズ) |
| 足まわり・ゴム部品 | 異音、乗り心地の悪化 | 年式が古い時 | 中くらい〜大きめ |
| 冷却系・オイルまわり | にじみ、漏れ、水温の警告 | 年式が古い時 | 大きめ(エンジンまわりの作業になる) |
| 変速機 | 変速のショック、警告表示 | 年式が古い時、整備履歴が少ない時 | 大きめ(見積もりで確かめる) |

一番多いのは、やはりバッテリーまわりなんです。バッテリーが弱ると電圧が下がり、関係ない場所の警告灯まで点くことがあります。
スマートキーの電池切れは、故障と勘違いされやすい代表例です。交換の手順と電池の型番は アストンマーティンのスマートキー電池交換の手順 で詳しく書いています。
修理費が高くなりやすいのはどこ?
『修理代が数百万円かかった』という話を聞くと、不安になりますよね。ただ、そこまで膨らむのは一部の箇所に限られます。
修理費が大きくなりやすいのは、次の3つの理由が重なった時です。
- バッテリーやキー電池など、交換するだけで済む部品
- 早めに見つけたブレーキパッドの交換
- 定期点検のついでに直せる小さな不具合
- エンジンや変速機を降ろす必要がある作業
- 専用の診断機がないと原因が分からない電装トラブル
- 部品を海外から取り寄せる必要がある修理
タイヤも見落とせない出費です。例えばヴァンキッシュは、前が275/35R21、後ろが325/30R21という前後で違う大きなサイズを履いています。
前後でサイズが違うと、前後を入れ替えて長持ちさせる使い方ができません。タイヤの交換費用の考え方は アストンマーティンのタイヤサイズと交換費用 で詳しく書いています。
警告灯を「たぶん大丈夫」と放っておいて、あとで大きな修理になるケースです。点いた警告灯の色と内容をメモして、早めに販売店や専門の整備工場に見てもらいましょう。
修理費の具体的な金額は、モデル・年式・工場によって大きく変わります。気になる時は、作業内容ごとに見積もりを出してもらうのが確実です。
年間の点検費用や保険を含めた維持費は アストンマーティンの維持費は年間いくら? にまとめています。
年式で変わる故障リスク
同じアストンマーティンでも、年式によって気をつけたいところが違います。中古で探す時の目安にしてみてください。
| 世代の目安 | 主なモデル | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| 現行(2023年〜) | DB12、ヴァンテージ、ヴァンキッシュ、DBX707・DBX S | ソフトウェアの更新、電装、バッテリー管理 |
| ひとつ前(2016年〜) | DB11、2代目ヴァンテージ、初代DBX、DBS | 電装、ブレーキ、タイヤの年数 |
| 2000年代〜2010年代前半 | DB9、V8ヴァンテージ、V12ヴァンテージ、ラピード | ゴム・樹脂部品の劣化、冷却系、変速機 |
| 旧車 | DB5などのクラシックモデル | 部品の確保、専門店での整備が前提 |

『安い年式の中古を買って、浮いたお金で直せばいい』と考える方もいますよね。ただ、年式が古いほど部品の取り寄せに時間がかかり、乗れない期間が長くなりがちです。
例えば、販売店でこんなやり取りをしておくと安心です。
「この車の整備記録はそろっていますか?」
「前のオーナーさんの点検記録が残っているので、お見せしますね」
整備記録簿がそろっている車は、どこを直してきたかが分かります。記録がない車は、価格が安くても慎重に見てください。
古いモデルの相場や特徴は アストンマーティンの旧車・名車の相場 で詳しく書いています。
アストンマーティンのリコールはどう調べる?
リコールが出ているかどうかは、自分で調べられます。手順を覚えておくと、中古を買う前にも役立ちますよ。
- 車検証で「車台番号」を確かめる
- 国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」のページを開く
- メーカー名や車名、届出の時期からリコール情報を探す
- 気になる届出があれば、正規ディーラーに車台番号を伝えて対策済みか確かめる

リコールの修理は、対象の車であれば無償で受けられます。中古車でも同じなので、購入前に「リコール対策は済んでいますか」と聞いておきましょう。
並行輸入車は、日本の正規ディーラーで買った車とリコールの対応が違う場合があります。並行輸入車を検討する時は、どこで対策を受けられるかを先に確かめておくと安心です。
正規ディーラー車と並行輸入車の違いは 正規ディーラーと並行輸入どちらで買う? にまとめています。
故障を減らす買い方と乗り方
ここが大事なところです。アストンマーティンの故障は、買い方と乗り方でかなり減らせます。
- 月に何度かはエンジンをかけて、しっかり走らせる
- 長く乗らない時は、バッテリーの維持充電器をつなぐ
- 正規ディーラーや専門の整備工場で定期点検を受ける
- 警告灯が点いたら、早めに見てもらう
- 中古なら整備記録簿とリコール対策の有無を確かめる
中古で買うなら、認定中古車「TIMELESS(タイムレス)」も候補になります。車齢10年未満の車が対象と案内されていて、保証の内容は車両ごとに違うので、契約前に確かめておきましょう。
『認定中古車は高いから、普通の中古で十分では?』と迷う方もいるはずです。故障が心配な方ほど、保証の差を価格差と比べてみる価値があります。
認定中古車の中身は アストンマーティンの認定中古車「タイムレス」は買いか で、中古の選び方は アストンマーティンの中古車の選び方 で詳しく書いています。
修理費がかさみそうな時は「売る」選択肢も
年式が古くなってきて、大きな修理の見積もりが出ることもあります。そんな時は、直して乗り続けるか、手放すかを比べてみてください。
『修理してから売ったほうが高くなるのでは?』と考えがちです。ただ、修理代がそのまま買取額に上乗せされるとは限らないんです。
- 気に入った1台に長く乗れる
- 整備記録が増えて、次に売る時の安心材料になる
- 大きな修理代を払わずに済む
- 不調の内容を正直に伝えれば、そのままの状態で査定してもらえる
迷った時は、まず今の車にいくら付くのかを知っておくと判断しやすくなります。修理の見積もりと買取額を並べてみると、どちらが得か見えてきますよ。
アストンマーティン買いたいドットコム
アストンマーティンの値段、先に相場を見ておく
修理か売却かで迷ったら、まずは今のアストンマーティンにいくら付くか調べてみてください。複数の買取店の査定額を並べると、修理代と比べて判断しやすくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
年式や走行距離ごとの買取の目安は アストンマーティンの買取相場 で、購入時の値引きの考え方は アストンマーティンの値引き相場と交渉の順番 で詳しくお話ししています。
よくある質問
アストンマーティンは故障が多いですか?
故障率を示す公式の数字は出ていません。故障の話は、年式の古い中古車や長く乗らない車で出やすい傾向があります。定期的に乗り、点検を受けていれば、不安はかなり減らせます。
アストンマーティンで一番多いトラブルは何ですか?
バッテリーまわりの相談がよく聞かれます。長く乗らないとバッテリーが弱り、エンジンがかからない、警告灯が点くといった症状が出ます。長く乗らない時は維持充電器をつないでおくと安心です。
アストンマーティンの修理費はどれくらいかかりますか?
修理費はモデル・年式・作業内容で大きく変わるため、決まった金額はありません。バッテリーやブレーキパッドのような交換で済む作業は抑えやすく、エンジンや変速機を降ろす作業は膨らみやすくなります。見積もりで確かめるのが確実です。
アストンマーティンのリコールはどこで調べられますか?
国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」のページで調べられます。対策が済んでいるかどうかは、車台番号を伝えて正規ディーラーに確かめると確実です。
故障が心配なら、中古はどう選べばいいですか?
整備記録簿がそろっていて、リコール対策が済んだ車を選びましょう。認定中古車「TIMELESS」は車齢10年未満の車が対象で、保証の内容は車両ごとに違うので契約前に確かめておくと安心です。
まとめ
- アストンマーティンの故障率を示す公式の数字は出ていない
- 故障の話は、年式の古い中古車と長く乗らない車で出やすい
- 相談が多いのはバッテリーと電装まわり
- 修理費が膨らみやすいのは、エンジン・変速機・診断が必要な電装の作業
- リコールは国土交通省のページと車台番号で確かめられる
- 修理か売却かで迷ったら、修理の見積もりと買取額を並べて比べる





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