アストンマーティンはどこの国?イギリス発祥の歴史と名前・エンブレムの意味

英国の田園風景に停まる高級グランドツアラーのイメージ

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映画で見たあの車、アストンマーティンって結局どこの国のメーカーなんだろう。そんなふうに気になった方も多いはずです。

結論から言うと、アストンマーティンはイギリスの自動車メーカーです。1913年に創業し、いまも英国で車を作っています。

この記事を読めば、名前の由来やエンブレムの意味、フォードやメルセデスとの関係、そしていま日本で買えるモデルと値段まで、ひと通り分かります。

目次

アストンマーティンはどこの国のメーカー?

アストンマーティン(英語の綴りは Aston Martin)は、イギリスの高級スポーツカーブランドです。本社と工場は英国ウォリックシャー州のゲイドンにあります。

SUVのDBXも、イギリスのウェールズにあるセント・アサン工場で作られています。『SUVは別の国で作っているのでは?』と思われがちですが、DBXも英国生まれなんです。

先に結論

アストンマーティンはイギリスのメーカーです。スポーツカーはゲイドン、SUVのDBXはウェールズのセント・アサンで生産されています。

項目内容
国イギリス
創業1913年
創業者ライオネル・マーティン、ロバート・バムフォード
本社・工場英国ウォリックシャー州ゲイドン
SUV(DBX)の工場英国ウェールズ・セント・アサン
エンジンV8はメルセデスAMG製4.0Lがベース、V12は自社製5.2L
認定中古車TIMELESS(タイムレス)

「中国の会社になったの?」と聞かれることもあります。中国の自動車グループが株主に入っていることは知られていますが、ブランドの本拠地も生産もイギリスのままです。

株主の顔ぶれや持ち株の割合は変わっていくので、最新の状況は公式の発表で確かめてみてください。

名前の由来と「アストンマーチン」との違い

アストンマーティンという名前は、2つの言葉を組み合わせたものです。英国の「アストン・クリントン」という坂道のレース(ヒルクライム)で成功したことと、創業者マーティンの名字から来ています。

名前の部分由来
アストン英国アストン・クリントンのヒルクライムでの成功
マーティン創業者ライオネル・マーティンの名字
DB(モデル名)1947年にオーナーになった実業家デイヴィッド・ブラウンのイニシャル

読み方は「アストンマーティン」です。昔の雑誌などでは「アストンマーチン」と書かれていて、いまもその表記で調べる方がいますよね。

どちらも同じブランドのことです。いまの日本の公式表記は「アストンマーティン」なので、この記事でもそちらで書いています。

英語では「アストン・マーティン」と2語に分けて書きます。海外のサイトで調べる時は「Aston Martin」で検索すると、公式の情報にたどり着きやすいですよ。

略して「アストン」と呼ぶ方も多いです。例えば、こんな会話はよく聞きます。

「週末、アストンで出かけるんだ」
「DBXのほう?それともヴァンテージ?」

エンブレム(ロゴ)の翼には何の意味がある?

アストンマーティンのマークといえば、左右に広がる翼のエンブレムですよね。ボンネットの先に付いていて、遠くからでもすぐ分かります。

よく言われるのは、古代エジプトのスカラベ(フンコロガシ)の羽がモチーフだという話です。スカラベは再生や新しい始まりの象徴とされていて、そこから翼のデザインが生まれたと伝えられています。

エンブレムの小さな話

翼のデザインは時代ごとに少しずつ描き直されてきました。旧車と現行車を並べると、線の太さや文字の形が違うのが分かります。

『じゃあ、ボンドカーの車にも同じマークが付いていたの?』と思いますよね。DB5の時代にも翼のエンブレムは付いていて、形を変えながら現在のDB12やDBXまで受け継がれているんです。

ロゴの由来を知っておくと、旧車と現行車を見比べる時にも楽しみが増えます。歴代モデルの並びは アストンマーティンの歴代モデル一覧 で年式と一緒に整理しています。

フォードやメルセデスとはどんな関係?

アストンマーティンの歴史は、オーナーが何度も変わってきた歴史でもあります。『アストンってフォードの車だったの?』と驚く方もいるかもしれません。

時期主な出来事
1913年ライオネル・マーティンとロバート・バムフォードが創業
1947年実業家デイヴィッド・ブラウンがオーナーに。ここから「DB」の名が付く
1964年映画『007 ゴールドフィンガー』にDB5が登場
1987〜2007年フォード傘下
2016年〜メルセデスAMGと技術提携
現在ローレンス・ストロール率いる投資家グループが筆頭株主

フォード傘下の時代には、DB7やDB9、V8ヴァンテージなどが生まれました。ここで会社の土台が固まったと言われています。

メルセデスとの提携では、エンジンや電装を受けています。現行のヴァンテージ、DB12、DBXのV8は、メルセデスAMG製の4.0L V8ツインターボがベースなんです。

提携で良くなったこと
  • 信頼性の高いV8エンジンを使える
  • 電装やナビなどの使い勝手が上がった
よく言われる声
  • 「中身はAMGでは?」という見方もある
  • 自社製にこだわる方はV12を選ぶ

ただ、V12(ヴァンキッシュの5.2L)は今も自社製です。V12の音や伸びにこだわる方には、ここが大きな魅力になっています。モーターレースの面では、F1チーム「アストンマーティン・アラムコ」が2026年からホンダのパワーユニットを積んでいることも話題になりました。

アストンマーティンは何がすごい?魅力と特徴

アストンマーティンの魅力をひと言で言うなら、「速さと上品さを両立したグランドツアラー」です。長い距離を速く、心地よく走る車づくりを続けてきました。

『フェラーリやポルシェと何が違うの?』という疑問もありますよね!実は、アストンはレースの速さだけでなく、内装の革や仕立ての美しさを大事にしているんです。

アストンマーティンらしさ
  • 長いボンネットとなだらかな屋根の、英国らしいスタイル
  • 現行は全車AT。2人乗りから5人乗りまでそろう
  • V8はAMG製ベース、V12は自社製
  • 映画『007』のボンドカーとしての物語

映画『007』とのつながり

アストンマーティンの名前を世界に広めたのは、映画『007』シリーズです。1964年の『ゴールドフィンガー』でDB5がボンドカーとして登場し、一気に有名になりました。

その後もシリーズの中で何度もアストンマーティンが登場しています。『スペクター』では、撮影用に作られたDB10が使われました。

「ボンドカーと同じ車に乗りたい」という憧れから、アストンマーティンを知る方は今も多いです。ただ、DB5は台数が少なく、手に入れるには旧車の世界に入ることになります。

有名な車といえば、やはりボンドカーのDB5です。名車と呼ばれる旧車の話は アストンマーティンの旧車・名車の相場 で詳しく見ています。

アストンマーティンの歩みを年表で示した図解

いま新車で買えるモデルと値段は?

ここからは「新車の値段」の話です。現行の日本価格(税込・車両本体)はメディアのカタログ掲載値で次の通りです。

アストンマーティン現行モデルのボディタイプ・乗車定員・価格を比較した図解
モデルボディ・乗車定員日本価格(税込)
ヴァンテージクーペ・2人乗り2,690万円〜
DB12クーペ・4人乗り3,090万円〜
DBX707/DBX SSUV・5人乗り3,590万円
ヴァンキッシュクーペ・2人乗り5,290万円〜
ヴァルハラ世界999台限定1億2,890万円

一番安い新車はヴァンテージで、2,690万円からです!とはいえ、同じヴァンテージでもSやロードスターになると値段が上がります。オプションで数百万円単位で上がることもあるので、見積もりの総額で比べるのがおすすめです。

なお、2026年10月1日に発表された新型DBX GTは、日本価格がまだ出ていません。

軽自動車や小型車はある?

「アストンマーティンの小さい車」「安い車」で調べる方もいます。いまの新車には小型車はありません。トヨタiQをもとにした小型車「シグネット」が2011〜2013年に作られていた時期があり、中古で話題になります。

シグネットの中身や買い方は アストンマーティン シグネットとは でまとめています。新車を買う時の値引きや交渉の順番は アストンマーティンの値引き相場と限界額 を見てみてください。

日本ではどこで買える?中古や認定中古車は?

日本では、正規ディーラーで新車と中古車を扱っています。東京・名古屋・大阪・神戸・広島などに拠点があり、青山にはブランド拠点「ザ・ハウス・オブ・アストンマーティン青山」もあります。

ショールームでは、実車に座ってみたり、色や内装の見本を手に取ったりできます。買うかどうか決めていない段階でも、まずは実物を見ておくと、写真では分からない大きさや質感がつかめますよ。

全国の拠点数は変わることがあるので、近くの店舗は公式サイトで確かめてみてください。

中古車を考えている方には、認定中古車「TIMELESS(タイムレス)」があります。車齢10年未満の車が対象と案内されていて、保証の内容は車両によって違います。

買い方向いている人気をつけたいこと
新車(正規ディーラー)色や内装を自分で決めたい人納車まで時間がかかることがある
認定中古車(TIMELESS)保証付きで中古を選びたい人保証の中身は車両ごとに確認する
一般の中古車旧車や生産終了モデルを狙う人整備記録と販売店の対応力を見る

新車の納車までの期間は、モデルや仕様、時期で変わります。色や内装を細かく選ぶほど時間がかかりやすいので、急ぐ方は在庫車や中古も一緒に見ておくと安心です。

認定中古車と一般の中古車の違いは 認定中古車「タイムレス」は買いか で詳しく比べています。

『いきなりディーラーに行くのは緊張する』という方は、まず中古の在庫を眺めて、どのモデルが気になるか絞ってみるのも手です。

よくある質問

アストンマーティンはどこの国のメーカーですか?

イギリスのメーカーです。1913年に創業し、本社と工場は英国ゲイドン、SUVのDBXはウェールズのセント・アサン工場で作られています。

アストンマーティンの創業者は誰ですか?

ライオネル・マーティンとロバート・バムフォードです。名前の「マーティン」は創業者の名字から来ています。

「DB」にはどんな意味がありますか?

1947年にオーナーになった実業家デイヴィッド・ブラウンのイニシャルです。DB5やDB12など、代表的なモデル名に受け継がれています。

アストンマーティンとメルセデスの関係は?

2016年から技術提携をしていて、現行のV8エンジンはメルセデスAMG製の4.0L V8ツインターボがベースです。V12は自社製です。

一番安いアストンマーティンはいくらですか?

新車ではヴァンテージの2,690万円(税込・車両本体)からです。オプションで総額は上がります。

まとめ

この記事の要点
  • アストンマーティンはイギリスのメーカーで、1913年創業
  • 名前はアストン・クリントンのヒルクライムと創業者マーティンの名字から
  • 「DB」は1947年のオーナー、デイヴィッド・ブラウンのイニシャル
  • 1987〜2007年はフォード傘下、2016年からメルセデスAMGと技術提携
  • 新車はヴァンテージの2,690万円から。小型車はシグネットが中古である
アストンマーティン買いたいドットコム

アストンマーティン買いたいドットコム 編集部

アストンマーティンの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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