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中古のアストンマーティンを見ていて、『この車は何代目?いつの型なんだろう』と迷ったことはありませんか。
結論から言うと、アストンマーティンの歴代モデルは「DB系」「ヴァンテージ」「ヴァンキッシュ」「DBX」の4つの流れで見ると、すっきり分かります。
この記事を読めば、各モデルの世代と登場年、最新モデルで何が変わったか、そして車検証や車台番号から年式を見分ける方法が分かります。
アストンマーティンの歴史をざっくり知りたい
アストンマーティンは1913年にイギリスで創業したメーカーです。100年を超える歴史の中で、オーナーが何度も変わり、そのたびに車づくりも変わってきました。
歴代モデルは、オーナーと提携先の変化で大きく3つの時代に分けると覚えやすいです。DB5のクラシック時代、フォード傘下でDB7〜DB9が生まれた時代、メルセデスAMGと提携してDB11以降が生まれた時代です。
| 時代 | 主な出来事 | この時代の代表モデル |
|---|---|---|
| 1913年〜 | 英国で創業 | 初期のレーシングカー |
| 1947年〜 | デイヴィッド・ブラウンがオーナーに | DB4、DB5(1963年)、DB6 |
| 1987〜2007年 | フォード傘下 | DB7(1994年)、初代ヴァンキッシュ(2001年)、DB9(2004年)、V8ヴァンテージ(2005年) |
| 2016年〜 | メルセデスAMGと技術提携 | DB11(2016年)、2代目ヴァンテージ(2018年)、DBX |
| 現在 | 現行ラインアップ | DB12(2023年)、ヴァンテージ(2024年改良)、3代目ヴァンキッシュ(2024年) |
『100年以上の歴史があると、モデルが多すぎて覚えられない』という方も多いはずです。まずはこの表の「代表モデル」だけ押さえておけば、中古を見る時に迷いにくくなります。
名前や国の話から知りたい方は アストンマーティンはどこの国のメーカー? で詳しく見ています。
歴代モデルを系統ごとに一覧で見る
ここが本題です。アストンマーティンのモデルを、系統ごとに古い順に並べました。中古車を見る時の地図として使ってみてください。
DB系(GT)
| 世代 | 登場年 | 特徴 |
|---|---|---|
| DB4・DB5・DB6 | 1960年代前後 | クラシック。DB5(1963年)はボンドカー |
| DB7 | 1994年 | フォード時代のDB。手に入れやすい入口 |
| DB9 | 2004年 | 5.9L V12のGT。台数が多い |
| DB11 | 2016年 | 5.2L V12と4.0L V8の2本立て |
| DB12 | 2023年 | 現行。4.0L V8ツインターボ・4人乗り(2+2) |
ヴァンテージ(スポーツ)
| 世代 | 登場年 | 特徴 |
|---|---|---|
| V8ヴァンテージ | 2005年〜 | 4.7L V8。MTの設定がある |
| V12ヴァンテージ | V8ヴァンテージの時代 | 5.9L V12を積んだ高性能版 |
| 2代目ヴァンテージ | 2018年 | メルセデスAMG製4.0L V8 |
| 現行ヴァンテージ | 2024年改良 | 665PS。クーペ・S・ロードスター |
ヴァンキッシュ(フラッグシップ)
| 世代 | 登場年 | 特徴 |
|---|---|---|
| 初代 | 2001年 | V12のフラッグシップ |
| 2代目 | 2012年 | 5.9L V12 |
| 3代目(現行) | 2024年 | 5.2L V12ツインターボ・835PS |
そのほかの主なモデル
| モデル | 位置づけ |
|---|---|
| DBS/DBS スーパーレッジェーラ | V12の高性能GT |
| ラピード | 4ドアスポーツ(生産終了) |
| ラゴンダ | 4ドアセダン。台数が極めて少ない |
| シグネット | トヨタiQベースの小型車(2011〜2013年) |
| One-77 | 世界77台の限定車 |
| ヴァルキリー | ハイパーカー |
| 初代DBX | 550PSのSUV(新車販売は終了) |
『シグネットって何?』と思った方は アストンマーティン シグネットとは を、旧車の中古価格は アストンマーティンの旧車・名車の相場 を見てみてください。

最新モデルと新型で何が変わった?
『いちばん新しいアストンマーティンはどれ?』という方のために、現行モデルの日本価格(税込・車両本体・メディアのカタログ掲載値)と変更点をまとめました。
| モデル | 日本発売・価格の時期 | 出力 | 日本価格(税込) |
|---|---|---|---|
| ヴァンテージ(クーペ) | 2024年2月 | 665PS | 2,690万円 |
| ヴァンテージ S | 2025年7月 | 680PS | 2,760万円 |
| DB12(クーペ) | 2025年2月価格 | 680PS | 3,090万円 |
| DB12 S | 2025年10月 | 700PS | 3,290万円 |
| ヴァンキッシュ(クーペ) | 2024年9月 | 835PS | 5,290万円 |
| DBX S | 2025年5月 | 727PS | 3,590万円 |
| DBX GT | 2026年10月1日世界発表 | 727PS | 日本価格は未発表 |
ヴァンテージは2024年の改良で665PSまで出力が上がりました!2代目からの変更点は、出力だけでなく内装の操作系も新しくなったことです。
DB12はDB11の後継で、エンジンはV8ツインターボの一本になりました。4人乗り(2+2)のGTという立ち位置は、DB系の伝統どおりです。V12に乗りたい方は、ヴァンキッシュか中古のDB11 V12を選ぶことになります。
2026年10月1日に世界で発表された新型です。日本の価格や導入時期、DBX707との関係はまだ出ていないので、正式な発表を待ちましょう。
モデルごとの価格の並びは アストンマーティンの新車価格一覧 で詳しく比べています。
変更点を見る時のコツ
同じモデル名でも、年式で中身がかなり違うのがアストンマーティンです。例えばヴァンテージは、2018年の2代目と2024年の改良後で出力も内装も変わっています。
『ヴァンテージならどれも同じ』と思って選ぶと、思っていた装備が付いていないこともあります。中古で選ぶなら、改良の前か後かを先に確かめておくと失敗が減りますよ。
型式と年式はどうやって見分ける?
中古を見る時に困るのが、「この車は何年式で、どの世代なのか」ですよね。見た目が似ている世代もあるので、書類で確かめるのが確実です。
- 車検証の「初度登録年月」を見る
- 車検証の「型式」欄を見る(並行輸入は「不明」の場合がある)
- 車台番号(17桁)を車検証と車体で照らし合わせる
- 整備記録簿で、新車時からの履歴を確かめる
- 販売店にモデル名と世代を確認する
並行輸入で入ってきた車は、車検証の型式欄が「不明」になっていることがあります。『型式不明って、怪しい車なの?』と心配になりますよね。
実は、これは日本の型式指定を受けずに登録された車でよくある表記なんです。悪い車という意味ではありません。ただ、部品の手配や整備の受け先は先に確かめておきましょう。
| 書類・表示 | 分かること | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 初度登録年月 | 日本で登録された時期 | 製造年とずれることがある |
| 型式 | 正規輸入の車の識別 | 並行輸入は「不明」の場合がある |
| 車台番号(17桁) | 製造の情報 | 車検証と車体の番号が一致するか見る |
| 整備記録簿 | 点検・修理の履歴 | 記録が欠けている年がないか |
「初度登録年月」は日本で登録された時期です。海外で使われてから輸入された車は、製造年と日本の登録年がずれることがあるので注意しておきましょう。
見た目だけで世代を判断して、思っていたより古い年式の車を選んでしまうこと。改良前後で装備や出力が違うので、書類で年式を確かめるのが確実です。
中古で世代を選ぶ時のコツは?
歴代の流れが分かったら、次は「どの世代を買うか」です。世代によって、税金や整備の手間も変わります。
| 世代の例 | エンジン | 自動車税(年額) |
|---|---|---|
| 2代目ヴァンテージ・DB11 V8・DBX | 4.0L V8(3,982cc) | 65,000円 |
| DB11 V12・DBS スーパーレッジェーラ | 5.2L V12(5,204cc) | 87,000円(2019年9月以前登録は88,000円) |
| DB9・2代目ヴァンキッシュ・ラピード | 5.9L V12(5,935cc) | 87,000円(同88,000円) |
| V8ヴァンテージ | 4.7L V8(4,735cc) | 87,000円(同88,000円) |
税額は2019年10月以降登録の区分で、カッコ内は2019年9月以前登録の額です。新車登録から13年を超えると割増になります。
例えば、こんな迷い方をする方が多いです。
「V12のDB9とV8のDB11、どっちが維持しやすいですか?」
「税金はDB11 V8のほうが下の区分です。年式も新しいので、整備の記録もそろいやすいですよ」
エンジンの違いをもっと詳しく知りたい方は アストンマーティンのエンジン一覧 で、AMG製V8と自社V12を並べています。
- V8かV12かで自動車税の区分が変わることを確かめる
- MTがほしいならV8・V12ヴァンテージの世代を探す
- 4人乗りならDB系、5人乗りならDBXを選ぶ
- 年式が古いほど整備記録の大切さが増す

旧車ほど整備の記録が大事になるので、年式が古い世代を選ぶ時は、記録の有無を価格と同じくらい重く見てください。
歴代モデルの在庫を探すには?
世代が決まったら、在庫を年式・走行距離・修復歴で絞って見比べてみてください。同じ世代を3台ほど並べるだけでも、価格の差がどこから来ているのかが見えてきます。同じ世代でも、整備記録のそろった車とそうでない車の差が見えてきます。
アストンマーティン買いたいドットコム
アストンマーティンの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、アストンマーティンの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
新車で現行モデルを買う方は、交渉の順番と値引きの考え方を アストンマーティンの値引き相場と限界額 で先に見ておくと安心です。中古の選び方全体は アストンマーティンの中古車の選び方 でまとめています。
よくある質問
アストンマーティンの最新モデルは何ですか?
現行はヴァンテージ、DB12、ヴァンキッシュ、DBX、限定のヴァルハラです。2026年10月1日には新型DBX GTが世界で発表されましたが、日本価格は未発表です。
DB系の歴代モデルの順番は?
DB4・DB5・DB6のクラシック世代のあと、DB7(1994年)、DB9(2004年)、DB11(2016年)、DB12(2023年)と続きます。
車検証の型式が「不明」になっているのはなぜですか?
日本の型式指定を受けずに登録された並行輸入車などで見られる表記です。悪い車という意味ではありませんが、部品や整備の受け先を確かめておきましょう。
年式はどこで確かめればいいですか?
車検証の初度登録年月と、車台番号、整備記録簿で確かめます。輸入車は製造年と日本の登録年がずれることがあります。
歴代でMTがあるモデルはどれですか?
現行は全車ATです。MTはV8ヴァンテージやV12ヴァンテージなど、旧モデルの中古で探すことになります。
まとめ
- 歴代はDB系・ヴァンテージ・ヴァンキッシュ・DBXの4系統で見ると分かりやすい
- フォード時代にDB7〜DB9、メルセデス提携後にDB11以降が生まれた
- 最新はDB12やヴァンテージ(2024年改良)、DBX GTは日本価格未発表
- 年式は車検証の初度登録年月・車台番号・整備記録簿で確かめる
- 並行輸入の「型式不明」は珍しくない表記





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