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アストンマーティンのエンジンについて調べると、気になることが次々に出てきますよね。『AMG製って本当?』『V8とV12で何が違うの?』といった疑問です。
結論から言うと、現行のV8はメルセデスAMG製の4.0L V8ツインターボがベースで、V12は自社製の5.2L V12ツインターボです。この記事を読めば、モデルごとの馬力や税金、どちらのエンジンを選ぶべきかが分かります。
アストンマーティンのエンジンはどこ製?
アストンマーティンは2016年からメルセデスAMGと技術提携しています。その流れで、V8エンジンはメルセデスAMG製の4.0L V8ツインターボがベースになりました。
『自社のエンジンじゃないなら、ちょっと残念かも』と感じる方もいるかもしれません。ただ、アストンマーティンは吸排気や制御、音づくりを自分たちで仕上げていて、そのまま載せているわけではないんです。
V8(ヴァンテージ・DB12・DBX)はメルセデスAMG製4.0Lがベース、V12(ヴァンキッシュ)は自社製の5.2Lです。現行モデルはすべてツインターボです。
一方、フラッグシップのヴァンキッシュが積む5.2L V12ツインターボは、アストンマーティンが自社で作るエンジンです。「自社エンジンのアストンに乗りたい」なら、現行ではV12が答えになります。
「自社エンジン」にこだわるならV12
1913年創業のアストンマーティンは、長くV8やV12を自社で作ってきました。いまも自社製を名乗れるのはV12だけなので、こだわりのある方ほどヴァンキッシュを選ぶ傾向があります。
ヴァンキッシュの価格や性能は ヴァンキッシュの価格と性能 で詳しく書いています。
ちなみに、F1チーム「アストンマーティン・アラムコ」は2026年からホンダのパワーユニットを積んでいます。これはレースの話で、市販車のエンジンとは別物です。
現行モデルのエンジンと馬力の一覧
現行モデルのエンジンを表にまとめました。出力はメーカー公表値、価格は税込の車両本体(メディア掲載値・2026年10月時点)です。
| モデル | エンジン | 排気量 | 出力/トルク | 変速機・駆動 | 日本価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヴァンテージ | V8ツインターボ | 3,982cc | 665PS/800Nm | 8速AT・FR | 2,690万円 |
| ヴァンテージ S | V8ツインターボ | 3,982cc | 680PS/800Nm | 8速AT・FR | 2,760万円 |
| DB12 | V8ツインターボ | 3,982cc | 680PS/800Nm | 8速AT・FR | 3,090万円 |
| DB12 S | V8ツインターボ | 3,982cc | 700PS | 8速AT・FR | 3,290万円 |
| DBX707 | V8ツインターボ | 3,982cc | 707PS/900Nm | 9速AT・4WD | 3,590万円 |
| DBX S | V8ツインターボ | 3,982cc | 727PS/900Nm | 9速AT・4WD | 3,590万円 |
| ヴァンキッシュ | V12ツインターボ | 5,204cc | 835PS/1,000Nm | 8速AT・FR | 5,290万円 |
| ヴァルハラ | V8ツインターボ+モーター | 3,998cc | システム1,079PS | PHEV | 1億2,890万円 |

同じ4.0L V8でも、モデルによって665PSから727PSまで幅があります。チューニングの違いで、性格がかなり変わるんです。
ヴァンテージの3つの仕様の違いは ヴァンテージの価格と選び方 で、全モデルの価格は アストンマーティンの新車価格一覧 で並べています。
V8とV12は何が違う?選ぶ時の分かれ目
『V8とV12、どっちがいいの?』という質問は本当によく聞かれます。
数字だけでなく、税金や価格、乗り味まで違ってきます。
| 比べる点 | V8(4.0Lツインターボ) | V12(5.2Lツインターボ) |
|---|---|---|
| 作り | メルセデスAMG製がベース | アストンマーティン自社製 |
| 出力 | 665〜727PS | 835PS |
| 自動車税(種別割) | 年65,000円 | 年87,000円 |
| 選べるモデル | ヴァンテージ・DB12・DBX | ヴァンキッシュ |
| 新車価格 | 2,690万円から | 5,290万円から |
自動車税は2019年10月以降登録の金額です。V12は5,204ccなので4.5L超6.0L以下の区分になり、V8より年22,000円高くなります。
- ヴァンテージなら2,690万円からと、選べる価格帯が広い
- クーペ・オープン・SUVとボディを選べる
- 車体が軽めで、曲がる楽しさを感じやすい
- 835PSと、現行のカタログモデルで一番の出力
- 自社製エンジンという特別感がある
- 回転を上げた時のなめらかさは12気筒ならでは

例えば、試乗の帰りにこんな会話になることがあります。
「V8でも十分速いのに、V12にする理由って何ですか?」
「速さより、エンジンの回り方や音を楽しみたい方が選ばれることが多いですね」
エンジン音はどう違う?ターボになって変わったこと
アストンマーティンのエンジン音に惹かれて、このブランドを好きになった方も多いですよね。音の好みは、エンジン選びの大きな理由になります。
V8は低い回転から太く響く音で、走り出しからパワフルさを感じやすいタイプです。V12はなめらかに回りながら音が高くなっていくのが特徴なんです。
いまの現行モデルはすべてターボ付きです。昔の5.9L V12や4.7L V8は自然吸気(ターボなし)で、高い回転まで回した時の音を好む方もいます。
『昔のアストンの音の方が好き』という声があるのも事実です。ターボは力強さと引き換えに、音の性格が少し変わります。
音は文章では伝わりにくいので、試乗で窓を開けて聞いてみてください。
屋根を開けられるモデルなら、音をより近くで感じられます。オープンモデルの価格は アストンマーティンのオープンカー で比べています。
最高速度は?アストンマーティン最速のモデル
『アストンマーティンで一番速いのはどれ?』という疑問にも答えておきますね。
カタログモデルでは、V12のヴァンキッシュが最も速いモデルです。
| モデル | 出力 | 最高速度(メーカー公表値) |
|---|---|---|
| ヴァンテージ | 665PS | 325km/h |
| DB12 | 680PS | 325km/h |
| DBX707 | 707PS | 310km/h |
| ヴァンキッシュ | 835PS | 345km/h |
| ヴァルハラ | システム1,079PS | 350km/h |
最高速度はメーカーが海外で発表した数字です。日本の公道で出せる速度ではないので、性能の目安として見てください。
SUVのDBX707でも300km/hを超えるのは驚きですよね。2トンを超える車体を、大きなトルクで引っ張るのが今のアストンマーティンなんです。
「アストンマーティンは遅い」と言われるのはなぜ?
検索すると「遅い」という言葉が出てくることがあります。でも、表を見れば分かる通り、現行モデルはどれも600PSを大きく超えています。
そう言われる背景には、いくつかの理由が考えられます。
- ライバルの競技寄りのモデルと、0-100km/hの数字だけで比べられる
- 長距離を快適に走るGTらしい乗り味が、のんびりした印象を与える
- 車両重量が重めのモデルがある
- F1チームの成績の話題と混ざって検索される
実際には、速さより「上質に速い」ことを大事にするブランドです。
ライバルとの比べ方は アストンマーティンとライバル比較 で詳しく見ています。値段と評判の関係は アストンマーティンはなぜ高い? でもふれています。
歴代のエンジンと排気量、中古で気をつける税金
中古でアストンマーティンを探すと、現行とは違うエンジンにも出会います。代表的なものをまとめておきますね。
| エンジン | 排気量 | 主なモデル | 自動車税(2019年10月以降登録) |
|---|---|---|---|
| V12(自然吸気) | 5,935cc | DB9・DBS・旧ヴァンキッシュ | 年87,000円 |
| V8(自然吸気) | 4,735cc | 旧V8ヴァンテージ | 年87,000円 |
| V12ツインターボ | 5,204cc | DB11 V12・DBS スーパーレッジェーラ | 年87,000円 |
| V8ツインターボ | 3,982cc | DB11 V8・2代目ヴァンテージ・初代DBX | 年65,000円 |
例えば、同じくらいの予算でDB9とDB11 V8を比べると、税金だけで毎年22,000円違ってきます。10年乗れば22万円の差なので、意外と大きいんです。
2019年9月以前に登録されたクルマは、4.5L超6.0L以下の区分が年88,000円です。中古を選ぶ時は、車検証の登録日もあわせて見ておきましょう。
5.9LのV12は、部品や整備の費用が高くなりがちです。車両価格が下がっていても、維持費まで含めて考えておくのが安心です。
ハイパーカーのヴァルキリーは、コスワースと組んだ6.5Lの自然吸気V12にハイブリッドを組み合わせた、さらに特別なエンジンです。限定車の話は ハイパーカーと限定車 で詳しく書いています。
歴代のモデルの流れは アストンマーティンの歴代モデル一覧 で見られます。
新車でエンジンを選ぶなら、見積もりで比べる
V8かV12かで迷ったら、同じ条件で見積もりを取って総額で比べるのがおすすめです。ヴァンテージとヴァンキッシュでは本体だけで2,600万円の差があるので、予算の線引きがはっきりしますよ。
V8同士なら、ヴァンテージ・DB12・DBXのどれにするかで乗る人数や使い方が変わります。エンジンだけでなく、ボディの形もあわせて決めていきましょう。
アストンマーティン買いたいドットコム
アストンマーティンの値段、先に相場を見ておく
気になるモデルの見積もりを、エンジン違いで並べて取り寄せてみてください。税金や保険まで含めた総額で見ると、V8とV12の差が実感しやすくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
値引きの考え方は アストンマーティンの値引き相場と限界額 を、維持費の内訳は アストンマーティンの維持費 を読んでみてください。
よくある質問
アストンマーティンのエンジンはどこ製ですか?
V8はメルセデスAMG製の4.0L V8ツインターボがベースです。V12(5.2Lツインターボ)はアストンマーティンの自社製です。
アストンマーティンで一番速いモデルは何ですか?
カタログモデルではヴァンキッシュ(835PS・最高速度345km/h、メーカー公表値)です。限定車ではヴァルハラがさらに上になります。
現行モデルはすべてターボですか?
はい。現行のV8とV12はどちらもツインターボです。昔の5.9L V12や4.7L V8は自然吸気でした。
V8とV12で自動車税はいくら違いますか?
2019年10月以降登録なら、V8(3,982cc)は年65,000円、V12(5,204cc)は年87,000円で、年22,000円の差です。
F1のホンダのエンジンは市販車にも使われていますか?
いいえ。ホンダのパワーユニットはF1チームのもので、市販車のエンジンとは関係ありません。
まとめ
- 現行V8はメルセデスAMG製4.0Lツインターボがベース、V12は自社製5.2Lツインターボ
- 出力はヴァンテージ665PSからヴァンキッシュ835PSまで。ヴァルハラはシステム1,079PS
- 自動車税はV8が年65,000円、V12は年87,000円
- 「遅い」と言われるのは比べ方や印象の問題で、現行モデルは300km/hを超える
- 中古の5.9L V12や4.7L V8は税金と維持費まで含めて選ぶ





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